《よくある19の質問》
Q1 「歴史総合」とは?

 

A 現行の高校教育課程の「日本史A」「日本史B」「世界史A」「世界史B」に代え、新学習指導要領で採用された日本史と世界史を総合化した新科目です。日本の近現代史を時間軸の中で世界との相互関連性を考えながら重点的に学ぶアクティブ・ラーニングの必修科目です。

 

Q2 なぜ、今、アクティブ・ラーニングなのでしょうか?

 

A これから始まる超スマート社会(Society5.0)は、AI(人工知能)の登場により、多くの仕事が代替されることが予測され、現在の社会を持続可能なものにし、その社会の担い手となる若者が新たな時代を豊かに生きる力が必要とされています。その重責を担う地歴の新教科として従来の記憶中心の教科書に代え、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニングの別表現、ディープ・ラーニングとも)を実践する「歴史総合」が登場しました。

 

Q3「先行実施」とは?

 

A 2022年度には全ての高校で「歴史総合」が必修科目として完全実施されますが、2020年度の教科書検定の前年の2019年度から移行期間が始まり、先行的に実施できることが文部科学省から公表されています。

Q4 「デジタル教材」と「デジタル教科書」のちがいは?

 

A 教科書とは国の教科書検定で認可されたものと定義されています。本コンテンツは教科書検定前のもので、新学習指導要領の検定要件(領土要件など)を満たすものを前提に制作していますが、教科書ではなく、その他副教材(学校教育法34条第4項に規定する教材)のデジタル教材で、デジタル教科書(検定済の紙の教科書と同一のものをデジタル化したもの)ではありません。

 

Q5 「サポートサイト」とは何?

 

A 「歴史総合」の先行実施にあたり、現時点では紙の教材に相当するものがないため、授業の内容をHPにてインターネット配信し、同一内容をこのHP下部からダウンロード印刷して授業前に配布し、そのプリント並びにHPを見ながら授業を進行することとなります。なお、2018年12月に「学習者用デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関するガイドライン」(文部科学省)が公表されており、紙の教科書に代えてデジタル教科書を使用する場合は、全授業時間の2分の1以下とするとされており、本コンテンツ(デジタル教材)の活用時間も同様となります。なお、制作中のサポートサイトは都度に更新されていきます。

 

Q6 有料ですか? 無料ですか?

 

A サポートサイトの閲覧は無料です。高校の授業/大学の講義などとして利活用される場合は有料となり、デジタル教科書は、教科書の設置者が費用負担するとされているため、それに準じて有償となります。

 

Q7 申し込み方は?

 

A 授業/講義のためのコンテンツとして、「歴史総合」の先行実施のための教材として使用される場合、申込は学校単位での申込みとなり、2019年度は@500円(税込)/人ですが、99人までは0円、100人~199人は5万円、200人~299人は10万円、以下同様の計算となります。2020年度からは紙の教材も準備も検討中です。

 

Q8 紙の教材のダウンロードの仕方は?

 

A HP下部の印刷用アイコンをクリックし、必要部数をプリントアウトしてください。

 

Q9 授業/講義に必要なものは何でしょうか?

 

A  学習者ごとのパソコン/タブレット端末、無線LAN、紙の教材(プリントアウトしたテキスト)などとなります。

 

Q10 どのように授業を行うのでしょうか?

 

A 年度の進行に応じ、紙の教材で全体の流れをつかみ、画像により時代の流れや細部を見、【見方・考え方】などの絵などを教室全体で話し合うなど、主体的・対話的で深い学びを行います。

Q11 対象学年は?

 

A 2単位(週2時限)の必修科目の新教科「歴史総合」は、さらに新教科「歴史探求」も用意されているので、高校1年生を対象学年のように思われますが、2019年には一部の18才の高校3年生が選挙権を有することとなります。「人生100年時代、いつでもが学ぶ時」と考えると、高校でいえば、1年生~3年生の生徒/学生が同時に学習の対象学年となると思われます。

 

Q12 大学入試との関係は?

 

A 2016年(平成28)5月に、「歴史総合に期待されるもの」との標題にて日本学術会議から最初の提言があり、以降、2018年12月まで、大学入試に関する言及はなく、従来の記憶中心の教科からの大きな転換のため、想定されていないようです。なお、現行の教科も「歴史総合」の完全実施の前年まで実施されますので、両者が併存する形となります。

 

Q13 対象は高校生のみでしょうか・大学生でしょうか?

 

A かつて「ゆとり世代」という言葉が生まれました。一方、主体的・対話的で深い学びの中心教科に「歴史総合」が位置付けられており、将来的に、「アクティブ・ラーニング世代」とその前の世代に格差を生じさせないためには、対象を大学生にまで広げる必要はあろうかと考えます。

 

Q14 授業に際しての注意事項は?

 

A デジタル教科書の使用は、全授業時間の2分の1未満というガイドラインが2018年12月に公表されています。また、本サポートサイトのコンテンツはその他の副教材に該当しますので教育委員会に事前に使用の届出するなど、地教行法第33条第2項の規定がありますのでご 確認ください。

 

Q15 1年目(2019年度)と2年目(2020年度)の違いは?

 

A 先行実施1年目はサポートサイトからのテキストのダウンロード方式、先行実施2年目は製本したテキスト(紙の教材)の準備を検討中です。

 

Q16 2年目(2020年度)と3年目(2021年度)の違いは?

 

A 先行実施2年目は同時に教科書検定年となり、合格した場合は翌年(2021年度)は採択・供給年に該当し、2年目と同様です。

Q17 3年目(2021年)と4年目(2022年)の違いは?

 

A 先行実施から4年目の年は、検定合格したデジタル教科書が使用されます。

 

Q18 デジタル教科書がデジタル教材と大きく変わる点は?

 

A デジタル教科書となった場合、漢字にルビ・機械での読み上げ・  文字の拡大・フォント変更・文字色変更・ポップアップ・リフロー・さらにペン/マーカーでの書き込みやメモの保存・表示などのユニバーサル機能が追加されます。

 

Q19 指導者用デジタル教材とは何ですか?

 

A アクティブ・ラーニング/ディープ・ラーニングは、従来の指導者が一方向的にティーチングするのではなく、コーチングすることが重要とされており、そのための有料コンテンツを制作準備中です。