明治中期を代表する人気小説「金色夜叉」が読売新聞で連載を開始されたのは明治30年の元旦のことで、日清戦争の戦争賠償金を源資に2月には官営の八幡製作所が設立され、3月には同様に戦争賠償金を源資に国際標準の「金本位制」に移行し、日清戦争後の日本に到来した日本版産業革命の波は「金万能社会」(資本主義)を助長し、日本社会を「勝ち組」と「負け組」に分断、「勝ち組」の資本家に対して多数派の労働者は団結して労働組合を組織した。翌年の明治31年には「負け組」の象徴だった西郷隆盛没後20周年で国賊の汚名を注がれ、上野公園に西郷銅像が建立され、西郷の未亡人(西郷雅子)、弟の西郷従道(陸軍元帥)をはじめ800人が参列し除幕式が盛大に行われた。

 

 

【参考年表】

 

・1月 新聞小説「金色夜叉」が連載開始

・2月 官営の八幡製作所が設置

・3月 金本位制が施行

・6月 ハワイ政府が日本人移民の上陸拒否

・9月 日本勧業銀行(現・みずほ銀行の前身のひとつ)が開業

・この年、日本政府がブラジル・ペルーと条約調印

・この年、米西戦争(アメリカとスペイン)が勃発

・この年、アメリカがハワイ共和国を併合

 
 

​第6代首相・第2次松方正義​

http://www.kantei.go.jp/jp/rekidai/kakuryo/06.html

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